フロントエンドの型安全性を高める!Jotaiを用いたフォーム設計の実践

カミナシ堂

セッション

13:40 ~ 14:10

フロントエンド開発における型安全な設計論について解説します。 特に、受注管理システムの開発を通じて直面したフォーム周りの型の整合性や値の変換に関する課題に焦点をあてます。 以前に私が使っていたhooksベースのフォームライブラリでは、型の不一致などの問題が発生していました。 例えば、「長さ」というフィールドを作ったときに、numberが欲しいのに、stringが入ってきて困ったことはありませんか?こういった課題を解決するために、Jotaiを用いたアプローチを採用しました。それによって、型の保証を強化しながら、アプリケーションの外側と内側での変換を安全に行うことが可能になりました。 今回は以下のような内容についてお話します ・hooksベースでのフォームライブラリの問題点 ・Jotaiの概要 ・Jotaiでフォームを作成する具体的な方法や工夫 ・関数型プログラミングの界隈で知られる「Parse, don't validate」の考え方 ・値変換の様々な応用例 ・etc. この講演を通じて、型安全なフロントエンド設計ついて考えている方の助けになることを目指します。 想定する対象者 ・型を意識したフロントエンド開発に興味のある方 ・Reactでフォームを書いたことがある方

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mrsekut (まる)

tryangle株式会社 / エンジニア

大阪にあるベンチャーのtryangle株式会社で、ハンドメイド向けのSNSであるcrocchaを作っています。 設計からデザインやら開発やら分析などいろいろやってます。特にフロントエンドが得意です。 良い道具を作りたい、良い道具を使いたい。 Cosense (旧 Scrapbox)に日々のメモを書いています。

https://scrapbox.io/mrsekut-p/
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