カミナシ堂
LT
15:00 ~ 15:25
フレームワークやライブラリへの依存が深くなってしまう問題は、開発者は誰しもが経験していることだと思います。そうした中で、そういった課題を解決するための方法の一つとして、TypeScriptを使用した「ライブラリのスコープの限定」や「使用用途の制限」などを行う方法を紹介します。 具体的には、ライブラリを使用する箇所を特定のファイル内に限定し、そのライブラリを使用する上で必要な情報を型によって制限することにあります。そうすることで、ライブラリのアップデートや変更に対して、その特定のファイルへの対応のみで済むことや、型によって使用用途が制限されることで、ライブラリを使用する側の実装ミスなどを減らすことができるメリットを有しております。 特別珍しいことを行っているわけではないため、今回紹介する方法を普段何気なく実践しているチームや環境もあるかと思いますが、改めて方法の一つとして提示し、今後開発に取り入れるかどうか検討する材料にしていただけると幸いです。