GraphQLのダイエット術:TypeScript Language Service Pluginで未使用フィールドをなくす

トグルルーム

LT

15:00 ~ 15:25

### トークで主に扱う題材 TypeScript Language Service Pluginを活用し、GraphQLの未使用フィールドをエディタ上で警告表示する手法を紹介します。具体的には、GraphQLSPを利用してTracking unused fieldsを実現するまでの過程を解説します。参加者はこのトークを通じて、TypeScriptの型安全性をGraphQL開発にも拡張する方法を学び、より効率的で堅牢なフロントエンド開発を実現するための具体的な手法を習得できます。 ### トークの背景 GraphQLを利用したフロントエンド開発では、over fetching(過剰なデータ取得)の課題解決に向けた様々な工夫がされています。over fetchingを削減することは、ネットワーク帯域の節約、サーバー負荷の軽減、そしてユーザー体験の向上に繋がります。昨今ではFragment Collocationなどの工夫により、コンポーネントの変更に伴う不要なフィールドの削除が容易になりました。しかし、未使用フィールドの特定と削除は依然として開発者の手作業に頼る部分が多く、改善の余地が残されています。 ### 想定聴衆 TypeScriptとGraphQLを用いたフロントエンド開発に携わっているエンジニアを対象としています。TypeScriptの基本的な知識とGraphQLの基礎知識がある方を想定しています。TypeScript Language Service PluginやGraphQLに関する深い知識は前提としませんが、型安全性や効率的な開発に関心のある方であれば十分に理解できる内容です。 このトークを通じて、TypeScriptの型安全性をGraphQL開発にも適用し、未使用フィールドの問題を解決するための具体的な手法を習得できます。フロントエンド開発における型安全性の重要性を再認識し、より効率的で堅牢なアプリケーション開発を実現を目指します。

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松本泰幸(yamatsum)

株式会社令和トラベル / フロントエンドエンジニア / EM

2017年にLINEヤフー株式会社に新卒入社後、社内プラットフォームの開発・運用に従事。 2021年より異動を経て、「Yahoo!フリマ」のフロントエンドの開発を担当。 2022年に株式会社令和トラベルに入社し、現在はWeb領域のテックリードおよびEMを担当。

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